センコロール(全2作品)無料で見放題できる動画配信サブスク！アマプラは？

個人製作アニメということだったので、とくに期待せずに観たが、少し作画の部分が気になったところがあったりもしたけど、物語としては面白かったと思います。 自主制作にも関わらずクオリティが高く、ストーリーが進むにつれてどんどん引き込まれていく感じで、謎が深まるような内容だったとも思う。 短編映画なので、説明が不足しているようなとこもなくはないが、非現実性な雰囲気が逆に良いのかもしれないと感じます。 個人的になエンディングテーマが良くて、この映画の世界感を上手く表現できているような感じがして、良かったと思います。 だらだらと長いストーリーではないので、あんまり時間が取れない方でも気にせずに観れると思います。 内容もそうですが、世界観・雰囲気を楽しむ作品だと思いました。

自分が初めてこの作品を見たときには何かもやもやしたものを感じた。そう感じた理由は明快で、作中の謎がほとんど明かされないからだ。自分は推理小説が大好きで、謎が明かされる瞬間が大好きなだけに、謎が謎のまま終わってしまうことに不満を感じてしまった。しかし、短編アニメとして起承転結がしっかりしているのは評価できるポイントだと思うし、動きも個人政策作品とは思えないほどしっかりしていて驚かされた。また、作品全体としての雰囲気は独特のものがあるので、トレーラーをみて雰囲気が気に入ったなら見てみるのもよいだろう。総じて、あまり深く考えずに雰囲気を楽しむタイプのアニメといえ、アニメを世界観や謎を重視してみるタイプの人にはそこまでオススメできない作品だと思う。

日常から非日常を引き出して、そこからあっさりと去って行くのが特徴的なこの作品。何をしたいとか、これをぶつけたいとかいった強い衝動は特に見られないが、画やカメラワークから湧いてくる雰囲気にそれらは溶け込んでいるのだと思う。落ち着いて、グッと抑制されたように見える作品自体が全てなのだろう。アニメとして直接肌にくるものを作ったという点では良くもあり悪くもある。この何か起こるかもしれない前兆を感じる空気感が好きな人にとっては楽しめるが、始めから終わりまでずっと水平的に並べられているので少しバランスが悪く感じる節がある。感覚的なアニメを作ったわりには盛り上がりには欠けるし、デザイン性、創造性はいまいちときてる。寂しい言い方をしてしまうと、抜き出た面白さは見当たらない作品だ。