シュタインズゲート(全6作品)無料で見放題できる動画配信サブスク！アマプラは？

続編の「シュタインズ・ゲート・ゼロ」と劇場版も見ました。元々の原作がPCゲームだったという事もあって、本作もゼロもどちらも2クールずつある長編ストーリーになっているのですが、先が気になる展開になっているため退屈する事なく楽しめます。また、それだけ長いストーリーで更に続編等も作られているのに、物語の破綻もなくずっと面白いまま完結させたのが凄いですね。2010年前後のオタクなノリの主人公達が苦手という声も放送当時に聞こえましたが、話が本筋に入っていくにつれてシリアスな雰囲気になっていきます。タイムトラベルが絡んだ事件や歴史の改変などを用いた長編ストーリーを楽しみたい人にはお勧めのシリーズだと思います。

"展開だけ見れば王道なタイムリープ作品に見えます。 この作品の最大の特徴は、その空気感にあります。 主要人物は主人公を始め、ものづくりや実験などを趣味にしているオタクチックな人たち。 そのため登場人物間で行われる会話も当時の2ちゃんねるなどのネット用語がふんだんに使われます（そういうキャラがいるため）。 そのコミカルでシニカルな会話のおかげで、死と隣合わせのヒロインを助け出すという重い展開が中和されています。 謎解きの要素も入りつつ、単純に1話1話笑える要素も多く入っています。 どんな人に向いているというよりも、どんな人に向いていないかを考えたほうが話が早いアニメです。ぶっちゃけオタク系のコンテンツが全く無理な方はストーリーを追う前に会話について来れない可能性があります。"

"私が観たのはテレビアニメのシーズン1と劇場版の負荷領域のデジャヴです。 タイムリープ系を扱った作品なのですが、タイムリープってかなり不便だなって感じさせられた内容でした。 何しろせっかくタイムリープしても、タイムリープ後は所謂パラレルワールド的なもの。 別の世界に迷い込んだっていう感じですし、場合によっては主要登場人物が自分と接点を持ってなかったりなんて事も。 そこで元の世界へ戻ろうと思っても、これが全くうまく行きません。 これは大変すぎるな～なんて思いました。 そしてそれをより浮彫にさせてくれたのが劇場版の負荷領域のデジャヴですね。 テレビアニメだと岡部倫太郎がタイムリープしていたわけですけど、劇場版では牧瀬 紅莉栖がタイムリープすることに。 岡部の立場に牧瀬が立ったわけですけど、牧瀬は岡部と違って精神的なものは普通です。 頭脳の明晰さは一般人離れしてますけど。 だからか何度やっても上手く行かない事に挫折しそうになってたんですけど、これが普通の反応だと思います。 牧瀬視点で見れた事で、岡部ってやっぱりすごいんだ！と再認識出来ましたし面白かったです。

人気アドベンチャーゲームのアニメ化作品で、秋葉原を舞台に大学の発明サークルの3人がやがて壮大なタイムリープに巻き込まれていく流れを描いたあらすじです。現在では１ジャンルを築いてるタイムリープものを一昔前に本格的に扱ったともいえる作品で、前半ではストーリーの難解さ（及びキャラの癖の強さ）が見る人を選んでしまう感は否めませんが、一方でストーリーが進んでいくにつれて伏線回収の見事さも高い評価を得ています。劇中ではネットスランクが連呼されるので、オタク向けアニメの印象と前半はやや展開に遅さを感じられるのが避けられませんが、作品中盤から終盤にかけての伏線の回収の高さからタイムリープもののアニメでも傑作の呼び声も高い1作となっています。

最初の方はそこまで盛り上がる展開は少なく、物語が進んでいくにつれてどんどん面白くなっていく作品でした。厨二病の要素が強いのは賛否両論ありそうですが、他のタイムリープ作品と良い感じに差別化を図れているような感じで良かったと思います。主人公も最初はあまり好感が持てなかったのですが、その裏に隠された本当の顔を見ていくうちにかなり好きになりました。このように、前半と後半ではガラッと印象が変化するのがこの作品の特徴です。だからこそ、前半が退屈だと感じてもぜひ最後まで見ることをオススメしたいです。さらにこれでもかというほど多くの伏線を散りばめているのに、しっかり伏線を回収していくところも素晴らしいと思いました。