つぐもも(全2作品)無修正版をイッキに見る！リミッター解除版と通常版の違い

母親の形見である袋帯の匂いを嗅いでは気持ちを落ち着ける。日々母親の袋帯を持ち歩いている。ちょっと気持ち悪い趣味です。まあ幼い頃にお母さんを亡くすといつまでも母親離れできなくなるのも分かりますが。付喪神とかメルヘンな物語と思いきや、やはり青年漫画が原作だけあってエッチなシーンも多い。少女漫画っぽい雰囲気も漂わせているので要注意です。主人公がまだ子供なのをいいことに、ディープな内容を絡ませてたりして妖怪ウォッチと違って絶対に家族で見ちゃあいけない作品でしょう。バトルシーンとか迫力があって、普通に面白い。エロシーンは敢えて加えなくても良いのではと思えますが掲載している場所的に必須だったのでしょうね。

キャラクターがコミカルでかわいらしいところに好感を持ちました。人が大事に扱っていたものに宿る「付喪神」のテーマにあった大事なひととの記憶や思いを大事にしていることが込められています。腕相撲で道場破りならぬ、お弁当やぶりをしている設定にも子供らしくて面白かったです。神様もとてもフレンドリーで供物に文句を言ってきたり。人間くさいところに笑ってしまいました。付喪神の桐葉の豪胆で、怖いものしらずな性分で物語が進んだり和んだりするのがよかったです。個人的には、表紙で桐葉が来ていた着物の桜柄がとてもかわいくて気に入っています。桐葉はこれを蟹股で着ていますが、それだけでこの子の度胸や性格がにじみ出ています。

日本古来の「付喪神」を中心に描かれる歴史ファンタジーかとゆったり構えていたら、自分たちを良いように利用する人間から逃れたはずなのに、付喪神同士がお互いを欲して奪い合うという、奥底に溜まっていた淀みが一気に溢れ出す重厚なストーリーが待ち受けていて、回を増す事にどんどん引き込まれて行った作品でした。特別信仰心がなくても、神と名がついていたら崇める存在だと当然のように位置付けしていたけれど、人間と同じように我があって欲望のままに行動を起こしてしまうんだと、その事実を受け止めるまでには正直時間を要しました。しかし、人間のように感情が揺れ動くことがないから、迷いも罪悪感も抱くことなく奪う一択になるのではとの答えにたどり着き、そんな付喪神たちに翻弄されるかずやと共鳴しては、都度都度メンタルをがっつり持っていかれました。

"アクションコミックスという名前にふさわしく、この作品はアクションシーンがとても多くて迫力があります。作者の浜田先生は、格闘技の経験があるそうで、キャラクターの動きや技がリアルに描かれています。特に、主人公の桐葉と彼のパートナーであるつぐもも（物の怨霊）の桐葉巻きが見事なコンビネーションを見せてくれます。 また、この作品はアクションだけではなく、コメディやエッチな要素もあります。桐葉は、桐葉巻きをはじめとする多くのつぐももや女性キャラクターに囲まれていて、色々なトラブルに巻き込まれます。その様子がとても面白くて笑えますし、エッチなシーンもファンサービスとして楽しめます。 さらに、この作品はストーリーも深くて感動的です。桐葉は、母親を亡くした過去を持っていて、その母親との関係が物語の重要なキーポイントになっています。桐葉は、自分の運命やつぐももたちとの絆に悩みながらも成長していきます。その過程で、涙する場面や胸が熱くなる場面がたくさんあります。 総合的に見て、私はこの作品を高く評価します。アクション、コメディ、エッチ、感動という要素がバランスよく盛り込まれていて、飽きることなく読めます。アニメ『つぐもも』を見た人も、原作を読んでみることをおすすめします。浜田先生の画力やストーリー展開に驚くことでしょう。"

かずやが謎の怪異に襲われる所から物語が始まるのですが、そのピンチを桐葉という付喪神の女の子が助けてくれて二人の仲が親密さを増していくのでその展開がすごく興味深いです。この作品はオカルトチックな展開が多発していくので、そういう展開が大好きな人にとってはすごく面白い作品です。学園で巻き起こる幽霊に関する噂などを調べたり、バトル展開なども用意されているので見どころは十分にあると思います。個人的に女性キャラクターに注目してほしいです。桐葉ももちろん可愛いのですが黒曜という巨乳キャラが出てくるので彼女に注目してほしいです。すごく魅力的なので俄然目が離せません。この黒曜がかずやを拉致した場面には笑いましたね。