視聴者の評価・感想
風情のある景色と奥ゆかしい恋愛が楽しめるアニメ
ハンドルネーム
たける(20代・男)
類似作品
言の葉の庭
評価点
★★★★★★★★(8点)
今作のヒロインである夕月が、重い過去を背負っているのにも関わらず常に笑顔で自分の人生を実直に生きようとしている姿に勇気をもらえました。そして心を閉ざしていた珠彦がそんな夕月の生き方を見て少しずつ心を開いていきます。夕月と珠彦の関係性が徐々に近づいていく展開は結構ドキドキしますが、二人とも優しい性格をしているのが分かるのでこの関係性を応援したくなります。そしてこの作品は絵作りも素晴らしいです。肌寒さを感じさせるような冬景色の演出や襖越しに月明かりがぼんやりと差し込んでくる感じなど、風情のある絵作りにこだわっているのが分かります。そしてこの風景が、夕月と珠彦の心情を表しているようなカットもあり、良く考えられているなぁと感心しました。
最後はほっこり
ハンドルネーム
みなも 30代 女
類似作品
オレンジロード
評価点
★★★★★★★★(8点)
主役二人にほっこりさせられる良い話です。
というわけで原作は結構好きなのですが、全部見ていてさらに繰り返し見たいほどかと言われると…。
身もふたもないけど、まあ、そんなところです。集英社『ジャンプスクエア』で連載されていた桐丘さなさん原作の漫画『大正処女御伽話』のアニメ化作品です。ま、さすがに地上波放送で「処女」とは銘打てなかったのでしょう。「オトメ」と言い換えていますね。交通事故でお母さんを失い、さらに利き手である右手に障害を負ってしまった主人公が、家を追い出されてしまいます。そして、千葉の田舎にある別荘に引きこもっていたところ、お父さんがお金で買ったお嫁さんであるヒロインが訪ねてきます。をお金で買うって…
で、主人公はヒロインが路頭に迷わないように、仕方なく身の回りの世話をしてもらうんですが、だんだんヒロインの優しさに触れて、心を開いていくというお話です
気持ちを温かくしてくれるあんしんして視られるアニメ
ハンドルネーム
びんびん
類似作品
はいからさんが通る、花子とアン
評価点
★★★★★★★★★(9点)
第1話のみ視聴しました。夕月のやさしさとほんわかとしたあたたかさに心が癒されること間違いなしです。彼女の友人たちが彼女の食べている姿をみて喜んでいましたがその気持ちがすごくわかります。しかも夕月は家事能力は抜群でやっぱり友人たちから「まるでお母さんだ」とも言われていましたが、私もこんなお母さん欲しいですね。彼女と一緒に暮らすことになった自称ペシミスト(厭世家)の珠彦が彼女のペースに巻き込まれ振り回される姿もほほえましいと感じました。「父親がお金で夕月を自分の嫁にした」と珠彦が予想していて「いくらなんでも珠彦は父を悪く考えすぎ」と思いましが、本当に夕月は借金のかたとして買われていて驚きました。でもそんな彼女の不安を払しょくしてくれるくらい珠彦の第一印象は良かったようですし、実際二人はうまくやっていけそうで何よりです。
深いストーリーのアニメ
ハンドルネーム
さく(20代・女)
類似作品
君に届け
評価点
★★★★★★★★★★(10点)
画がとにかく可愛いくて癒される部分があるなと好印象を受けました。大胆な描き方なので、画がはっきりしていて良かったです。金持ちの家に生まれ育ち何不自由なく過ごしてきたのに、事故によって多くのものを失うことになった主人公には同情を覚え、最初からかなりこの世界観にどっぷり入って見ることができました。彼が夕月と出会ったことで、今後どのような人生を送っていくこととなるのか、2人の関係はいい方向に進展していくのか、かなり気になります。常に次の展開が予測できない面白い進み方をしていくので、見ていてかなり楽しめます。ノスタルジックなラブストーリーをアニメで楽しみたいという人には特にオススメしたいです。キャラクター全てが魅力的なこと間違いなしです。
大正の雰囲気が味わえるアニメ
ハンドルネーム
はじめ(30代・男)
類似作品
さよなら絶望先生
評価点
★★★★★★(6点)
主人公の珠彦は交通事故に遭ったことで利き腕の自由を失って父親からも見放されて別荘で生活することになるのですが、この展開がまず面白そうですよね。そして、この別荘に夕月という少女が珠彦のお世話係としてやってくるのですがこの二人の仲がどのように変わっていくのか非常に興味深いです。やはり交通事故にあったことで珠彦は心を閉ざしているので夕月に対してもあまり心を開かずに話をしない展開が続くのですが夕月の性格によって段々と珠彦の気持ちを変えていく姿が印象的でした。大正時代という背景も相まって雰囲気がとにかく良いですね。ちょっと画面は暗めなのですがそれがこのアニメの雰囲気に合っているので凄く良いです。まだ始まったばかりなので珠彦がどう変わるのか見ものですね。