クズの本懐(アニメ)無料で見放題できる動画配信サブスク！アマプラは？

１話から最終話まで見ました。ジャンルは恋愛ものですが、昼ドラの要素も含まれている作品です。とはいえ、「高校を舞台にした昼ドラ」というようなものでもなく、思春期に多くみられる心の揺れや男性サイドの内面の描写も多いです。誰かが死ぬ気配はないので「もしかしてこのキャラクター、死んでしまうのか！？」とハラハラしなくて済みます。視聴者にとって「恋愛」や「恋い焦がれる相手」がどういう存在・意味を持つのかによって、このアニメへの感じ方や展開への期待は変わってしまうかも（「あん！？なんなんだこのキャラクターは！見ていてイライラするわ！」と憤ることもあるかもしれません）。１０代・２０代の人は割と登場人物が自分の年齢と近いので「なんとなくわかるなあ」と思うことが多いと思いますが、それ以降の年代の人だとなかなか感情移入しづらい気がします。絵もきれいで作画崩壊ということはなかったです。担当している声優さんも特に違和感はないです。

安良岡 花火と粟屋 麦が圧倒的に不利な恋に立ち向かう中で様々なストーリーが展開されていきます。 お互いの好きな人はいるのに心寂しさから関係を切り離せないドロドロとした関係がこのアニメのもっとも魅力的な部分になります。 そのドロドロさせる大きな要因になる皆川 茜。普段は教員としておしとやかで八方美人を装っているが、その性格は求められることが何よりもの快感。 平気で人の恋を壊すして、自分の好みも関係なく好意の対象自分に向けることを楽しんでいる悪魔的存在だが、彼女がこのアニメのキャラクターと関係を壊し、複雑にさせて行く内容に惹かれ、のめり込んんでいく。 しかし、そこにひたむきにも向かっていく、主人公の安良岡 花火の行動も見どころだ、ストーリーで度々見せる切ない表情はとても印象的。 ここまでではなくとも片思いになった、または、片思いだった頃のことを考えながら見ると尚、楽しめると思います。 豪華な声優陣でキャラクターの可愛い部分が引き立ちキャラクターとよくマッチしていて違和感なく安心して見れるいい作品です。

普段はみんなが読むような漫画やアニメを中心に楽しんでいる私が、アニメオタクの友人に勧めてもらった『クズの本懐』ですが、第一印象は絵がちょっと苦手でした。いわゆるアニメのオタクが読んでいる漫画やアニメの作画と似ていたところがあまり魅力的に感じない体質です。そんな中渋々、第一話「望み叶え給え」を視聴し始めたのですが私はとんでもない勘違いをしていました。本作品は、いわゆる恋愛ものの作品なのですが視聴開始から10分でとんでもないほど作品に集中し始めている自分がいたことに驚いています。作品としての内容はもちろんですが、クズの本懐の一番の魅力は各キャラクターのバックグラウンドストーリーの濃さでしょう。個人的に、国語の先生をやっている「鐘井鳴海」の性格が私の高校時代のお気に入りの先生とバッチリとあって、すごく懐かしいなと思いながら視聴しています。そういえば、昨日第11話を視聴し終わったのですが、もう追いついちゃいそうですね(笑)総じて言えるのは、毛嫌いしている人ほどみて欲しい作品です。

かなりえっちで見ていてドキドキするのですが、大人！しっかりしろ！と言いたくなります。登場人物が歪みに歪みまくっていて、人間関係はもちろん、性格も、関係もどんどん歪んでいきます。1番こわいのが大人の女の人という、自分と同い年くらいの女の人が怖すぎて、ああ、でもいるよな、こういう人という感じで魔性の女に騙される男も男だよなあ！！！しっかりしろ！！！と喝を入れたくなります。絵はものすごく綺麗だし、女の子可愛いし、えっろいし、おすすめですが、登場人物が総じてクズなので、見ていて少々鬱になります。なんだこの高校…。こわすぎる…。えっろい百合もあります。主人公すらクズです。クズに影響されてどんどん引っ張られていきます。でも最後は綺麗にまとまり、後味は良いので、途中鬱になるんですが、持ち返すので大丈夫です！安心して見てください。大人に翻弄される高校生たちが高校生同士で慰めあって成長していき、大人たちもなんだかんだで成長していく話です。

それぞれ想いをよせる相手がいるけれど、その相手と結ばれることは叶わない。お互いに想い人の姿を重ね合わせて体の関係を持つためだけの、利害関係で結ばれている高校生のカップル。 人の気持ちや好意が自分に向くことに快感を覚え、その目的のためだけに相手の気持ちをもてあそび、仲睦まじいカップルの彼女を演じているだけの女性。 同性に恋心を抱いてしまい、叶わないとわかっていながらも相手のそばにいたくて、苦しいながらも友人関係を続ける高校生の女の子。 最初のうちは、この物語の登場人物は皆、どこか浮世離れしているというか、自分の周りにはいなさそうなタイプだな。少なくとも自分は共感できないな・・・。と思って見ていました。 しかしストーリーが進んで登場人物たちの人間性や細かな心の動きが見えてくるにしたがって、実はこういう思いを抱えて生きている人、滑稽でも汚くても、そうやって自分を守りながら生きている人はたくさんいるのかもしれないと思うようになり、とても考えさせられました。 登場人物の心理描写がとても繊細で、世界観に引き込まれる作品でした。