てんぷる(アニメ)のアマプラ・ネトフリ更新日はいつ？最速の動画配信サブスク

"煩悩にまみれた父親を持つ主人公は自分は女に溺れないという覚悟を持って生活するものの、やはり血なのか煩悩まみれの生活になってしまう。 このままではダメだと思い寺で修業することになるが、修行先は尼寺でハーレム展開になるというお話。 ちょっとノリが古い感じもあり、見た目もやっていることも劣化リトさんという感じが否めないです。 平成の頃ならもうちょっとウケたかもしれません。 エロ系の作品が好きなら悪くはないものの、人に薦められる作品かと言われるとちょっと厳しく感じます。 主人公の声が思ったよりも低く、聞いているうちに馴れるが最初は違和感が大きいかもしれないです。 作画自体はそれほど悪くないので、内容が気に入った人なら問題なく視聴できると思います。"

主人公がお父さんみたくなりたくないと煩悩と戦いながらも、結局はあまり勝てていないっていうのが面白いです。多分何事も抑制しすぎるとその反動で、そのモノに触れてしまった時や解放された時のブレーキの効かなさがヤバいんだと思うけど、主人公も女性から距離を置きすぎて、改めて可愛い女性と相対した時のリアクションが変態になってしまっているのがドンマイだなって思います。ただ頭の中で煩悩と戦っているときのギャグは面白いけれども。しかし主人公の声が、見た目の若い感じと全く違って、おじさんみたいな声なのに違和感があるかな。その分ギャグの時の声のギャップが面白いけれども、さすがに若者に見えないのが勿体ないなって感じます。

世界中の女子とねんごろになるという人生の選択をした、変態クズ親父・春風をカッケー！と思った5歳の自分を反省して、煩悩を押し殺して生きていた明光でしたが、あるきっかけによって我慢していた分一気にドバッと大解放され、もうそうなったら次から次へと止められない煩悩が襲ってきてしまうという展開は、自分と照らし合わせて共感したくなったりと初回から大笑いしてしまいました。都合のいいハーレム展開も、無理矢理的にぶち込まれるラッキースケベ展開も本来は苦手なのですが、キャラクターによって不快感なく受け入れられるんだなと教えてもらえた気がします。女の人とは無縁の人生を送ると明光がバイトしていたコンビニ名が「Lonely Mart」だったり、父親の話になると劇画タッチの顔になったり、様々な描かれ方をしていたこだわりの表現も個人的にツボでした。

画調が自分好みな点が大変嬉しく魅力的です。と言うのもどれだけストーリーやキャラクターに魅力を感じても好みではないタイプの画調だと敬遠してしまうからです。一昔前に見ていたような昭和のドタバタさやお色気な感じには昭和生まれには大変親しみも感じましたし、お寺が舞台のアニメなのにこれほど砕けている作品があるのかという驚きもありました。お寺もコメディーも恋愛ものも大好きなので舞台もストーリーも大変魅力的ですし、何よりも三日月寺の女性陣達がかなり強烈な個性の持ち主である点が印象に残りました。話が進んでいく度に彼女達の事も色々とわかっていくと思いますので、これからも彼女達がどのような面を見せてくれるのか楽しみで仕方ありませんし、赤神の恋の行方も気になるところです。

一般的に徳の高い人間になるために修行するお寺を舞台にセクシーさも強めなラブコメが展開するという点に面白みがありました。普通なら学校や、その寮などでありそうなものですが、修行する身である主人公がお寺が可愛い子と関係していくというのは新鮮です。最初は大学でしっかり勉強していた好青年の主人公が、ちょっとの誘惑をきっかけにずるずると身を持ち崩す序盤の流れは面白かったです。最初に出会ったヒロインが10キロほどある米俵を片手でらくらく持ち上げる怪力娘だった点も印象に残ります。ヒロインは三人姉妹と外国の血が入ったヒロインが2人と国際色もあり、キャラ性も良しで楽しめました。主人公が煩悩に打ち勝とうとしながらも、女子にばかり気がいく点には、男性心理のリアルなところが見えます。ヒロインが個性的で可愛いので、各員の当番回もとても楽しめます。