魔法使いの嫁(アニメ2期)のアマプラ・ネトフリ更新日はいつ？最速の動画配信サブスク

私が観たのはテレビアニメのシーズン1です。 現代社会と魔法が融合したような作品なんですけど、魔法の概念が新鮮でした。 タイトルが魔法使いの嫁というだけあり、作中には魔法使いが登場しますし魔法も使えます。 でも簡単には使えないんです。 魔法を使うには精霊の力を借りる必要があるんですけど、その代償としてこちらも何か差し出さねばなりません。 それに精霊にも色々なタイプがいます。 基本的に好き勝手生きる存在なので、場合によっては人間に悪さをすることも。 そういうのに慣れている方ならなんてないんでしょうけど、魔法使いとして覚醒したばかりのチセはそういうのがわかりません。 何度も精霊の悪意にさらされそうになっていましたし、魔法を使うのって恐ろしいことなんだなって驚きました。 全体的にシリアス展開で、心理描写が多め。 そういうのが好きな人には向いている作品だなって感じました。

シーズン1は基本的に、チセがこの世に生まれて生きていくための意義を知るための物語なので、妖精の世界や、ドラゴンの国など世界が広がって面白いけれど、どちらかというと暗い印象のお話だなって思いました。けれどもチセは人を救うことにためらいがないのが良いし、展開が動き出すときの音楽が本当に素敵で、作画も、音楽もストーリーも、ものすごく好きです。そしてシーズン2では、今まではエリアスとその周囲しか知人がいなかったチセが、学園に通うのが面白い。まだまだ始まったばかりですが、おそらくはいわゆる普通とは違うことが当たり前の世界の子どもたちが集まっていると思うので、今までは見えてはいけないものが見えてしまい、避けられていたチセでもお友達ができるんじゃないかなって楽しみにしてます。

ダークファンタジーが好きな自分にとってはたまらない世界観であり、主人公のチセがその世界に少しずつ順応していく感じが良かったです。チセのパートナー的存在であるエリアスの紳士的で余裕のあるカッコよさも印象に残っています。ファンタジーなので、架空の生物が出てきたり今まで見たことがないような道具が出てきたりするので、そのたびに童心に返ったようなワクワク感を感じられました。まるで自分が魔法のある世界観に迷い混んだような気持ちを味わえます。その一方でチセの心情描写も細かくやってくれるので、彼女に感情移入しながらこのアニメならではの世界観を楽しめました。劇中で使われている音楽も神秘的な雰囲気があり、世界観とマッチしているのも良かったです。

エリアスがチセのことを競り落とすという少し重めなシーンから始まり、人間・チセの心が自然解凍して行くかのように、Season1もゆっくりとストーリーが展開されて行くので、徐々に歩み寄ったりお互いを思い遣るからこそすれ違ったりと、2人の心の距離感をそっと見守りながら視聴していました。ずっと孤独だったチセにとって、その後使い魔となるルツとの出会いも運命的で欠かせない存在になっていて、今まで誰にも打ち明けられなかった弱音も弱った姿も、ルツの前で見せられるようになったことで、エリアスとの関係性も好転したように思えます。そんな中で、最大の敵だったカルタフィルスの存在には、自分のメンタルまで持っていかれそうになりましたが、彼との直接対決があったからチセはカレッジに行く決意をしたとも言えるので、聴講生となったチセと魔法分野の臨時教師になったエリアスのことも変わらず見守って行きたいです。

このアニメはお気に入りで第１期から全て観ております。転生して奴隷であった主人公の女性（チセ）が、新しい世界で頑張って変わっていく部分が魅力的でした。主人公が外見を気にせずに魔法使い（エリアス）に愛情をもっていくところも気に入っております。段々といろんな方との関わりを持つことによって、チセが成長していくストーリーが好きです。呪いを受けたりと体当たりな部分が多いので不安に感じますが、仲間たちの助けでなんとか乗り越えている部分が良かったと思いました。シーズン２では人との関わりが増えていくかと思われますので、今後の展開を楽しみにしております。学園でのシーンがメインとなりますので、家政婦であるシルキーの出演が少なくなるのが少し残念です。