視聴者の評価・感想
巡り巡る運命を感じさせる名作
ハンドルネーム
じんべい(50代・男)
類似作品
転校生 時をかける少女 ねらわれた学園
評価点
★★★★★★★★★(9点)
男女の心と体が入れ替わるというのはSFの古典的題材で、普通ならそれが時空を超えた恋愛もので終わってしまうところを、このアニメではもつと壮大な物語にしています。距離が離れている二人という点が秀逸で、まるで文通でもしているように互いの置かれた生活や環境を性急にではなく、じっくりと理解してゆくところがとてもいい。二人の時間を丁寧に描いているのに、テンポがいいのでまったく飽きさせません。陰影のある絵も素晴らしく、声も神木隆之介さんと上白石萌音さんが瑞々しい芝居をしてくれています。ふたりで町を救い、覚えている筈の名を忘れ、8年後のシーンは涙なしには見られません。大ヒットしたRADWIMPSの音楽も素晴らしくて、シーンを盛り上げてくれます。
大ドンデン返し作品
ハンドルネーム
Yukiy
類似作品
おおかみこどもの雨と雪
評価点
★★★★★★★★★(9点)
あれだけ話題になっていて、かつ私の友人も大絶賛して何度も映画館に行ったと聞いていました。だいたいのストーリーも、メディアで取り上げられてネタバレしていたので、逆になんとなく観る気がなくなってたんです(笑)でも、タイミングが合って観ることになったんですが、まぁあれだけ話題になっていたので、聞いていたストーリー通りにすすんで行きつつも、絵のキレイさが目につきました。場面の展開や会話もテンポよくて、リズムよく鑑賞していました。そして、後半になるにつれて、あれ?なんでだ?どういうこと?と思っていたときに、コレとアレとが結びついた瞬間に「あー!!えー!!そういうことだったのかー!!」と、まったく私の想像の範疇外過ぎる驚くような結論に、興奮しました。普段からそんなに映画を観るほうではないのですが、楽にみることができました。
本当ならば出会うことのない二人の男女が時空を超えて恋をする物語
ハンドルネーム
彼方(40代・女性)
類似作品
パラレルワールド・ラブストーリー
評価点
★★★★★★★★★(9点)
先ずは、映像の美しさに驚きます!
その後はストーリーの面白さにどんどん惹き込まれていきます!
特に瀧が三葉と連絡がとれなくなり糸守町に行き、隕石落下のことを調べているうちに、何年も前に三葉が死んでいることが分かった瞬間に、やり取りしていたメッセージがサーッと携帯の画面から消えていくところは、圧巻です!
今まで確かに三葉を感じれていたものがなくなる恐怖がよく出ています。
瀧がもう一度三葉に会いたいと、口噛み酒が奉納されている場所に行き口噛み酒を飲み、もう1つのパラレルワールド内の三葉の身体の中に瀧が入り、隕石が落下する前に糸守町のみんなを避難させるため、奔走するところはハラハラドキドキしました。
特に三葉の父親や勅使河原の父親に邪魔をされながらも、三葉の友達二人が瀧(身体は三葉)に協力するところは良かったです!
感動ものが好きな人にはぜひ見てほしい作品
ハンドルネーム
あぱー(20代・男)
類似作品
君の膵臓を食べたい
評価点
★★★★★★★★(8点)
CM等で広く周知されていたため見ました!序盤では滝と三葉の入れ替わりがとてもコミカルに描かれており、同時にお互いがお互いを意識する発端になったことがわかりやすかったです。また中盤では彗星の話から急に入れ替わりと連絡が取れないようになってしまい、物語が加速するところがよかったです。また、終盤の滝と三葉の最初の出会い、お互いの奔走っぷりはハラハラドキドキの展開でした。
また、物語全体を通してアニメーションとおはとても思えない繊細な描写や情景、ストーリーの組み立ては王道ながらもどこか求めてた部分を凝縮した作品となっており、食い入るように見つめている自分がいました。そして、RADWIMPSの音楽はそれらの感動を増幅し素晴らしい組み立てになっていました。
不思議、感動、見逃さないようにしっかり見よう!
ハンドルネーム
ぴっぴ(30代・女)
類似作品
となりのトトロ 魔女の宅急便
評価点
★★★★★★★★(8点)
旦那と2人で見たのですが、しっかり集中して見ないと、話について行けなくなります。途中でお互いに確認し合いながら見ました。何か他のことをしながらとかでは見れないと思います。子供には少し難しい気がします。でもその分、見応えがあり、何度見てもいろんな観点で楽しめると思います。私だけかもしれませんが、いろいろ考えまくっていると、なんだか怖くなってきてホラー映画を見た気持ちになりました。旦那はその気持ち分からないと言っていましたが。細かい内容的なことになりますが。電車のドアが閉まるシーンが何度も映し出されて、そのシーンが特に怖く感じました。それも含めておもしろかったので、機会があればもう一度見てみたいと思います。