「ゲド戦記」ネトフリ・アマプラレンタルで見れる？無料の視聴方法まとめ

"この映画の魅力は、なんといっても主人公アレンの成長です。傲慢で自信過剰な少年だったアレンは、旅の中で様々な困難に直面し、自分自身の弱さと向き合っていきます。そして、真の魔法使いとは何か、そして生きる意味とは何かを学んでいくのです。 また、本作は勧善懲悪の単純なストーリーではなく、人間の内面の葛藤や、戦争の悲惨さなどもリアルに描いています。だからこそ、観る人に深い感動を与えてくれるのです。 『ゲド戦記』は、一見難解な作品と感じる人もいるかもしれません。しかし、じっくりと向き合えば、きっと誰もが心に響くメッセージを見つけることができるでしょう。ファンタジー好きはもちろん、人生について考えたい人にもオススメの映画です。"

"主人公のアレンの葛藤と、世界の善悪を感じながら成長していく物語です。生と死を取り扱った少し難しい題材であることと、西洋のSFファンタジーな世界観が満載で、かなり好き嫌いがはっきり分かれる作品のような感じがします。 原作小説の3巻と4巻が元になっているので、若干ではありますがストーリー展開であれ？と思うシーンがあります。ただ流れを止めるものではないので、そこまで気にする必要はないのかもしれませんが。それなら1巻からの作品も作ってもらえたらいいのに、と少し消化不良を感じました。 他のジブリ作品とは作風も内容もかなり異なるものではありますが。新たなジブリ作品であり、難しい題材に挑戦している作品だと思うので。生きるとは、という意味を考えながら観てほしいと思います。"

"当時、宮崎駿　勇退後の次回作として宮崎吾郎が挑む初監督作品！と並々ならぬ宣伝量で告知された作品ではあったが、初鑑賞の衝撃は忘れられない。 絵のタッチはジブリ作品そのものであったため不満は少ない所だが、いかんせんストーリーが暗すぎる。 まず第一に主人公の男がひたすら暗い。ピクリとも笑わない。何をそんなに暗くなることがあるのだと言うくらい暗い。 何ならヒロインの女の子も暗い。根暗な天空の城ラピュタなような気もするが、ラストにかけてとにかく話が訳わからなくなるなめ、ラピュタとの比較は置いておく。 最後のシーンは映像も暗すぎることも去ることながら化け物描写が大人が見ても怖すぎるビジュアルだった。 最早その印象しか残っていない。 唯一素晴らしかったのは主題歌であるテルーの唄。この唄を聞くための作品と言える。"

スタジオジブリといえば宮崎駿監督ですが、『ゲド戦記』の監督は、宮崎駿監督の息子・宮崎吾朗さんが脚本と共に担当しました。五朗氏にとっては、アニメ監督としてはデビュー作になります。戦記と名が付くからには、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのようなスケールの大きい戦闘シーンが出てくるかと思いきや、物語の流れはいたって静かで、戦闘シーンはあまりありません。（これは、原作も同じ。）しかも、原作では、3巻にあたる部分がアニメ化されているため、一度観ただけでは登場人物の意味深なセリフも、この映画が伝えたいメッセージもさっぱり分からない人が多いです。更に、岡田准一さんが声を演じているアレンが、父を殺害するという衝撃的シーンで初登場することから、これはアレン＝五朗氏、父（エンラッドという国の国王）＝宮崎駿監督を暗に含ませているのではなかと、公開当初、観た人たちを大いに戸惑わせました。私が思うに、この作品は、アーシュラ・K・ル＝グウィンさん著の原作世界に多少触れてからじゃないと、理解するのに難しいでしょう（そのため評価点を6とさせて頂きました）。ただ、原作を多少なりとも読んだことがある人ならば、この作品の奥深さが分かるはずです。特に、最後の方、アレンと龍が向かい合うその様は、ジブリ作品の多くがメッセージとして伝えてきたものと共通しています。息子の五朗氏のアニメ映画監督デビューさせるのに渋っていた父の駿監督も、五朗氏が描いたそのシーンの絵コンテを見て、OKを出したとか。その美しく荘厳な1シーンを観るだけでも、一見の価値はあるのではないかと思います。

雰囲気だけで見ると面白いが、話を深堀るとお粗末な部分が見えて勿体ない！！と感じる作品。私は劇場版の視聴のみで原作は読んでいないのだが、それでも劇場版は世界観を表現しきれてない感じや、話が突拍子なく進んでいる雰囲気は感じ取れた。宮崎駿監督の息子である宮崎吾朗さんの初監督作品である本作、宮崎吾朗監督には申し訳ないが他のジブリ作品と比べるとどうしても劣ってしまう印象。唯一手放しに褒められる点があるとすれば、挿入歌の『テルーの唄』で作中での描写の仕方、歌手の歌声、歌詞の内容含めて全部良かった。つまり手嶌葵しか褒める部分がない。というか、『ゲド戦記』というタイトルなのにゲドは主人公じゃない。そこはまだわかる。もののけ姫だって主人公はアシタカだ。でも、作中でゲドは基本的にハイタカと呼ばれている。しかもあまり戦わない。『ゲド戦記』ってタイトル詐欺じゃねーか！