ティアムーン帝国物語(アニメ)のアマプラ・ネトフリ更新日はいつ？最速の動画配信サブスク

"無知な悪役令嬢が死刑になったことで自分の過去をやり直す話。元々わがままではあるものの、根っからの悪人というわけではなく、どちらかといえば無知ゆれにやってしまった失敗という描かれ方なので、悪役令嬢ではあるもののそこまで嫌悪感を抱かずに見れる。 あくまで死刑を免れるためで心を入れ替えたわけではないが、小心者ゆえに大きな悪事は元々できなかったし、小さなことでも努力する姿はむしろ応援したくなる。 ただ天然キャラクターなので努力の方向性が間違っていたり、調子に乗りやすいこともあって、自体が思いもよらぬ方向になることもしばしばで、それがハラハラしたり笑えたりして楽しい。 周囲の人物が主人公の行動を大幅に好意的に解釈していくので、本来の主人公と周囲が思う主人公にどんどん差ができていくのも面白い。"

主人公のミーア姫は性格が悪く民の生活を顧みないことで反逆にあい、末にはギロチン刑となってしまいます。死ぬ直前で時間が巻き戻って若くなり、そこから最悪の未来を回避する物語が始まるという内容になっています。ギロチンという怖いアイテムに声があり、キャラ化もしているのがユニークなものでした。未来では人生に失敗したミーアですが、やり直しの世界ではミーアが下手を打っても周囲が勘違いしてミーアを持ち上げることでなんだかんだうまく事が運びます。この総員の勘違いから、かけ違えたはずのボタンがしっかりはまるような感じで歴史の整合性が取れてくるという点が印象的です。絵柄が可愛らしく、物語の見せ方もユーモアがあり、コミカルに楽しめるタイムリープものとなっています。タイムリープジャンルのビギナーにもおすすめできます。

"テレビアニメ1話～１１話 タイムリープファンタジー物に最近流行のの悪役令嬢モノの要素を掛け合わせた作品になっており、シリアスな設定ながらコミカルにストーリーが展開されてとても面白みのある内容が見所です。主人公はティアムーン帝国の皇女・ミーアで彼女が処刑された後に記憶と処刑されるまでの事を記した日記を持って過去からやり直すことになります。真面目に帝国の崩壊を回避しようと試みるのですが、ミーアの天然さと単純な思考が何とも不思議な状況を生み出すことが見所です。以前は自分の敵になってしまった有能な人材をミーアの思惑とは全く違う展開で味方にして丸く収めてしまう事になるのがとても面白く、本来なら憎らしいはずのミーアが可愛く見えてしまいます。気が付くと周囲から一目置かれるようになり慕われる存在になりましたが、内面がほとんど変わっていないのも特徴でユニークで独特の個性を持ったストーリーで楽しませてくれます。"

あまりの我儘ぶりから最終的に処刑された王女が１２歳の頃に転生して自身が処刑される未来を変えようと奮闘する姿を描いた転生ファンタジーアニメです。こうした転生もののなろう系アニメは近年ごまんとある傾向ですが、現実世界の人物が異世界転生ではなく、タイムリープ系のやり直し系の話なのが印象的でした。冒頭で主人公が処刑されるきっかけになるギロチンが生々しい雰囲気ですが、作風としては処刑回避のために様々な工夫をする姿が前向きな作風になっているので全体的には明るめですね。一方でストーリー的にはご都合主義が目立つ感も否めませんが、本作はそうして要素も武器にしてギャグに転換している印象も受けましたね。とはいえこのあたりは好みがはっきり分かれる要素とも感じましたね。

最近流行りの悪役令嬢ものだけれども、ミーア姫が自分ファーストでありながらも、なんだかんだで奇跡と周りの勘違いが重なって、凄い人みたいになっているのが面白いです。もちろん処刑されるのは嫌だし、そのためだけに動いているって聞くとワガママが直っていないようにも聞こえるけれども、処刑される理由が、貴族がわがままだったからなので、巡り巡ってちゃんと国民の為になっているので良いと思います。それに上坂すみれさんの演技が面白いので、ミーアがなんだかんだあって高笑いしているのが楽しいし、周りが一生懸命にミーアの裏の思惑を考えていたりするのが腹心っぽくて楽しい。ただ全てが計算通りに行くわけでもないので、今後どういう結末になるのか気になる。